映画

ダサい邦題の作品って結構あるよね。
その内容にそのタイトル?
そこまで原題無視していいのか?
っておもしろタイトル目白押しだもんね。
別に映画好きじゃない僕は、結構タイトルで選んだりするんだよ。
で、今回選んでみたのが「ハーレーダビッドソンマルボロマン」。
おー、僕好みのダサさ。
しかも何がすごいって、これが原題だってとこだよ。
勝手気ままなら邦題ならともかく、何十億という制作費をかけた作品にこのダサいタイトルつけるか。
その心意気を買って借りました。
観てみたら、これが意外とおもしろい。
大型バイクにも乗れなけりゃ、タバコを吸ったことだってない僕だけど、かっこいいと思った。
えらいベタなかっこよさ観のオンパレードだから単純じゃない人は受け入れられないだろうけど。
純単純な僕には大はまり。
ハーレーダビットソンマルボロマン、二人の痛快なアクションに少々のセンチメンタル。
いやー、言うことない。
大満足。
まあ、映画としてみたら超B級だけどね。
マルボロマンの悩みに関する伏線張るだけ張っておいて、そのまま放置されてるんだよ。
軌道修正の多い少年漫画に良くあるトホホパターンだもん。
敵がまた微妙。
表向きは巨大銀行、裏の顔は麻薬密売という設定なのに、5人倒されただけで壊滅しちゃうんだ。
リスクマネージメントの出来てなさ加減がすごい。
ストーリーも明らかに弱い。
でもおもしろい。
映画は理屈や完成度じゃない。
そういうものを超えたおもしろさこそが、エンターテイメントなんだよ。
カウボーイハットを被った人が出てきたら僕は満足なんだよ。
僕の映画偏差値はかなり低いぞ。