田舎に行こう

いやー、田舎に行きたいねえ。
山に囲まれた農村。きれいな川が流れてたりしたら、
もうそこが故郷だよ。
心があらわれるんだよね。
なんか都会の雑踏の中で忘れてしまっていた、自分の原点を思い出せるね。
って、なんでだろう?
僕、別に農村の生まれじゃないもん。
なのになんか懐かしい。
なんでだろう?
タカツ。そりゃおめえ、メディアに洗脳されてんだよ。
とか哀しいことは言わないでくれ。
ロマンチックにいこうよ。
なんか、人間て結局は文明の中じゃなくて自然の中に自分の居場所見つけちゃうんだよ。
みたいな青臭さを持っていこうよ。
でもみんなこれだけは忘れちゃダメ。
農村は確かに自然が多いけど、水田や畑は全部人工物だからね。
畑や水田なんてのは、かなり科学的な存在だったりするんだよ。
あれは断じて自然じゃない。
でも、見渡す限り水田、みたいな風景見せられると、なんか落ち着いたりするんだよね。
勝手な生きもんだよ。
逆に農家の人たちは、水田の連なる風景見てもなんとも思わないのかな?
いつか聞いてみたいですね。
散文ってほんとにいいもんですね。
さいならさいならさいなら。