札幌3日目

今日も街はYOSAKOI一色。
神を祭らない祭りなんて、ただ騒いでるだけじゃねえかよ。
と思ってたけど、じっくり観ると意外と楽しいんだな。
もちろんテレビで観たんだけど。
いやー、練習したんだろうねえ。
舞台袖では、「ここまで来たんだから、後は思いっきり楽しもう。」
とか声掛け合ってるんだろうねえ。
いや、まあ学芸会くさいけどさあ。
たまにかわいい娘がいるんだよ。
その娘が一生懸命踊ってる姿がよかったりするんだよ。
うん。YOSAKOIいい。
食わず嫌いだった。
食わず嫌いって良くないね。自分で可能性を狭めちゃってるんだから。
なんて思いながら、祭りの会場を後にする。
少し腹減ったから飯でも食うかな。
と思って店を探していると、見慣れた中華料理屋が目に入ってきた。
この中華料理屋、いつも泊めてもらってる知人宅のすぐ隣にあるんだけど、まだ一度も行ったことがない。
なぜって店構えがいかにもなんだもん。
はっきり言って、いかにもまずそうな店構え。
しかし、食わず嫌いは良くない。
というわけで入ってみることに。
店主はヒゲ面のおっさん。椅子に座ってタバコをすってる。
100%じゃん。
どうみてもダメ中華の王道じゃん。
メニューは、中華全般やってるらしい。
とりあえず、店名の付いてるラーメンと餃子を注文してみる。
待つこと5分。
まずは、ラーメンが到着。
あんかけ風になってるんだね。これがこの店のオリジナルか。
一口食べてびっくり。
口の中大やけど。
熱い。熱すぎる。
あんかけのせいじゃない。あんかけはあくまで保温効果を望むもの。
もともとの設定温度が熱すぎる。
熱くて、味を感じない。
でも麺はすこぶる田舎風だ。
はっきり言っていまいち。具が多いから腹は満たされそうだけど。
遅れてきた餃子は、これでもかってくらいのニンニク味。
ニンニクチューブの味がする。
やられた。
確実に外れだ。
とりあえずもったいないから全部食べた。
だって見るからに入っちゃいけない店構えだもん。
こんなわかりやすいのにひっかかってたら、自然界では生きていけないよ。
草食動物なら2歳で殺されちゃう。
なんか、毎日トホホな旅だなあ。