マッチョ

今日、ふと気づいたんだけどマッチョな物って少なくなったよね。
僕なんか、マッチョ商品全盛の時代に青春期を送って来たから、
ちょっと寂しさを感じちゃいましたね。
そもそも、なんでマッチョなものが減ったと感じたかというと、
今日、ちょっと水筒売り場を覗いてみたんだよ。
そうしたらさあ、僕らが子供の頃にブームだったマッチョな魔法瓶が売ってないんだよ。
僕らが子供の頃っていったら、2リットルのごついのが人気だったのに。
今は、シュッとしたスリムなのが主流になってるんだもん。
ペットボトルを入れるプラスチックのケースみたいなのはどこにいったんだ?
それを見て考えてみたら、他にもマッチョなもんって
見かけなくなったって気づいたんだよ。
自転車だって、20何段変速なんて今見かけないもん。
僕らの頃は、変速が多いほど良い。みたいな風潮だったのに。
CDラジカセも最近のはスリムだしさ。
僕がはじめて買ったやつは、バカみたいにでかかったぞ。
もう、無駄にでかかった。
でも、それがあのころは高級そうでかっこよかったんだよ。
いや、本当に。
あのころのコンポなんて、半端じゃなかったもんね。
核兵器撃つのか、ロケット飛ばすのかってくらいの仰々しさ。
あー、懐かしい。
なんかねえ、バカっぽくてよかったよね。
黒くてでかければかっこいい。みたいなマッチョさが良かった。
それに比べて、最近の商品は、スリム曲線シルバーが主流だもん。
インテリ臭せえよ。
40枚CDチェンジャーがマッチョ商品最後の生き残りだね。
大切にしよう。