ポリスマン

今夜も快調に歌を歌いながら原付に乗っていた。
そしたら、後ろから突然けたたましい音が。
ふりかえる間もなく、けたたましい音は僕の横に寄ってきて、
原付を止めるよう指示してきた。
俗にいうタクシーに止められるというやつです。
青ヒゲの濃い警官がタクシーから降りてきて、えらく高圧的な態度で接してくるんだよ。
「あんた酒飲んでるね。」(青ヒゲの警官)
「はいっ?」(僕)
「はい、酒気帯び運転。免許書。」(青ヒゲ警官)
「はい?」(僕)
「あんた言い逃れ出来るわけないだろ。ここまではっきり酔ってんだから。
はい、息吐いて。」(青ヒゲの警官)
「ハー」(僕)
「・・・」(青ヒゲの警官)
「奇声なんか発したら誤解されて当然だろ。」(青ヒゲの警官)
立ち去っていく警官。
ひどい仕打ちじゃないか。
人の歌を奇声扱いとはどういう了見だよ。
僕のロックンロールをアル中の奇声といっしょにするなんて警官の目は節穴だよ。
あげくに逆ギレされてさあ。
この国の公務員はどういうレベルなんだよ。
知能レベルがそのあたりのキャップ兄ちゃんと変わらんもん。
青ヒゲが濃いだけさらに悪い。
別に止められたことに異論はないよ。
そりゃ仕事だもん。
歌唱力否定された事に怒ってんだよ。
怒ってんじゃないよ。
へこんでんだよ。
わかったかバカ警察よ。