シービスケット

競馬場に売ってる唯一の小説、シービスケット
競馬好きなら読まなきゃいけない的な空気を感じて、遅ればせながら読んでみました。
いやー、感動した。
ストーリーがとかじゃなくて、ホノルルマラソン的な感動ですよ。
500ページもある大作、しかも日本語訳の特有のいいまわしで書かれてるからさらに疲れる。
この心地よい疲労感こそ大作の大作たる所以だよ。
ここで止めときゃよかったんだけど、僕もバカで暇だから映画にまで手を出しちゃいました。
映画は、疲れるよ。
だって、おもしろくないんだもん。
中身の空っぽさ加減は、映画「天国までの100マイル」並みの空っぽさ。
もう、どこにも感情移入できないもん。
上辺だけをさらっと触っただけ。
小説を読んでなきゃ、人物関係も良くわかんないし、肝心のシービスケットの強さも伝わらない。
小説読んだ人が、趣味で観る程度の映画ですわ。
映画「シービスケット」はかなりの珍作です。
こんなことを知るために、1日を無駄にしてしまった。
後悔。