生きる気力がなくなる日

さあ、一連のカビとの抗争も一段落しました。
もちろん、もとから勝者なき戦いになるのはわかっていた戦い。
僕は服を根こそぎ捨てる羽目に。
同時にカビも根こそぎ捨てられていった。
敵ながらあっぱれなやつだよ。
死を賭して僕の邪魔をするんだもの。
とにかく、痛みわけ引き分けというところだろう。
二度とこのような無益な争いを起こさないように、部屋をきれいにしないと。
そう思って、いろいろ調べてみました。
どうやらモノが多すぎるのが原因らしい。
カビから部屋を守るには、モノを減らす必要があるらしい。
これは、つらい。
これは、苦渋の決断を強いられる。
もちろん、カビは許せない。
でもモノが減ったら僕の部屋じゃないじゃないか。
ラクタの山こそ我が根城。
でもカビ君は嫌い。
生きるっていうのには、困難が付きまとう。