今日もスピッツ

昨日に引き続き、今日もスピッツだ。
昨日に引き続きってどういうことだっていう人は、昨日の日記を読んでください。
30秒で事の顛末をすべて知る事が出来ます。
その後10秒で、どうでもいいことが気になった自分が嫌になります。
それから5秒で、そんなくだらないことで自分が嫌になっている事がむなしくなります。
事の顛末は、つまりはこの程度のことです。

さて、話は変わって聖職者。

学校の教師っていろいろ変わった人がいる。

なぜか白衣を着ている数学教師。
チョークの粉を嫌い黒板消しを絶対使わない数学教師。
前の授業の黒板が書き残されていたら、黒板消し使いたくないからその上から書いちゃう数学教師。
自分の分の給食が少ないと、クラス中の給食を取り上げた音楽教師。
朝の連続テレビ小説にはまって職員会議に来なくなった音楽教師。

そして極めつけは、クラスの歌を決めたがる教師。
こいつが、厄介なんだ。
おばさんだったら、『君をのせて』で十中八九決まりなんだけど、
これが30代になると、流行を追っちゃうんだよ。
僕らの頃でいうと、ちょうどスピッツの『チェリー』だった。

そう決まると、毎日放課後10分間の練習時間なんかつくっちゃたりしてね。
クラスがだれてきたら、「みんな練習がんばれ。先生もギターの練習がんばってるから」ってどうでもいい共通目標作ったりしてさ。

しかしまあ、あの年頃の子供ですからそこまでされたら、さなぎだって韓国料理になる。

遠足、運動会で『チェリー』の自然発生だ。
卒業式が終わって教室に戻ったら、担任がギターを片手にてぐすね引いて待ってる。
こうなったら、女子は号泣だ。
男子は、音程無視の大熱唱だ。
担任は、涙流しながら満面の笑みだ。
そうなったら僕は、居心地悪そうな顔で口パクだ。

今日久しぶりにスピッツを聴いて、こんなことを思い出した。