おまわりさま

ついさっき、原付に乗っていると警察に止められた。
有無を言わせずパトカーに押し込まれ、誰の原付に乗ってるんだ?と問い詰められる。
自分のですよと言っても聞いてくれない。
あの原付どうしたのって詰問される。
そこで、気づく辺り僕も鈍いわな。
あー、僕原付盗んだと思われてるんだ。
まあ、いいや。それならどうせすぐに疑いは晴れる。
と思っていると、案の定数分後に疑いは晴れる。
よかったよかったとパトカーを降りようとすると、ドアが開かない。
するとおまわりさんニヤっと笑って、「なら一旦不停止でいいか。あんたさっきの踏み切り渡る時一旦停止してないやろ。」
と犯則キップを切り出した。
なんじゃそりゃ。
どこの誰が、踏み切り毎に止まってんだよ。
スピード落とすだけじゃいけないのかよ。
そんなことをやんわりと主張してみる。
それがいけなかった。
その出すぎた行為がおまわり様のご機嫌を損ね、パトカーの冷房を切られる。
やるな、大西。
挙句の果てに、拇印を押してもティッシュを渡してくれない。
あっぱれじゃねえか。
とりあえず、ささやかな抵抗のためにハナクソをパトカーのシートにつけてきました。