クソクソクソ

年をまたいで断行された大掃除も今朝方やっと終わりました。
部屋がもう驚くほどきれい。
さあ、住みやすい部屋にするため今日からまた汚していこう。
まず手始めに、掃除未遂で近くに転がっている文庫本を無造作に読み出す。
この文庫を読み終えてさっきのところに転がし、新しいのを引っ張り出してまた転がす。
三日もすれば、元通り住みやすい汚い我が部屋だ。
と思っていたが、思わぬ邪魔が入った。
手始めの文庫本が、これはもうたまらないくらい不愉快につまらない。
日ごろ僕が絶対に避けて通る、典型的な女の子小説。
山本なんたらのプラナリア
つまらねえ。
短編全部陳腐極まりない。
こんなクソみたいな自己満足優越小説なんて、男の子小説でいえば、平野なんたらに匹敵するぞ。
とにかく山本さんのクソ小説のお陰で、部屋は汚染から免れる事が出来ましたとさ。