アルマゲドン

アルマゲドン香港を観ました。
いやー、想像以上にトホホでしたね。
なにが一番トホホかっていうと、隕石でてこねえんだよ。
宇宙行かねえんだよ。
なんか、世界的に優秀な科学者達が続々変死していっちゃうんだ。
そして次はこの学者が狙われるってことで主人公の所に警察が保護しにくるんだよ。
でも男気あふれる主人公のアンディラウは、「守っててもダメだ。攻めにゃいかん。」
という発想で犯人逮捕に乗り出す。
そしたらこの事件が深いんだ。
科学的に不可能といわれてる人体発火の疑いがあったり、事件が起きた時刻必ず衛星が謎の停止を起こしている。
おおっ、サスペンス色が強いんだな。
科学サスペンスって小難しいジャンルですよ。
衛星の停止が鍵をにぎっとるなと勝手に予想しながら観てたらびっくり。
アンディラウの死んだ恋人が幽霊として出てきたよ。
しかも、ガンガン世間話始めてるよ。
なのに、突然消えちゃうの。
なんだ?
どうなっとるんだ?
幽霊出てきちゃったよ。
あれっまた出てきた。
今度は、いちゃつき始めたぞ。
あー、また消えた。
そんなことを何回か繰り返してるうちに神の使いと称する男が出てきちゃったよ。
なんだかなあ、この男がすごい。
触れずに人の骨折ったり、いたるとこに火柱をたてたり、人生き返らしたり、
完全に超能力者だよ。
しかも、狙いは人類の再編。
信者といっしょに新しい世界を作るつもりらしい。
完全にカルト集団じゃないですか。
その計画に、アンディラウが必要らしい。
だから、死んだ昔の彼女を生き返らせて説得しようとしてたらしい。
おー、そういうことか。それなら納得できる。
出来ねえよ。全部丸ごとできねえよ。
衛星だとか、人体の構造とかはどこいったんだよ?
結局、この神の使い殺して終わり。
うーん、トホホというより驚いたよ。
ここまで駄作だとは。
どうみても、アルマゲドンとは別もんだよ。
本当にアルマゲドンを参考に作ったなら天才だよ。
文章読解力がなさすぎる。
もし、アルマゲドン関係なしにおもしろいと思うものを作ったんなら天才だよ。
ここまでトホホ映画をつくれるとは。
つまりねえ、アルマゲドン好きはもちろんトホホ、普通に映画観たかった人もトホホ。
これはねえ、存在しちゃいかん作品だよ。