波乱の前編

ことの発端は、自称他称お笑いライターからのメールだった。
いつのまにやら国民行事になっていた日本代表の試合を観るでもなしに眺めていた。
バーレーンって小さい国なんだな。なんて関係ないことばかりが気になっていた。
そんな時、携帯電話が怪し気な音を立てて震えた。
深夜に最も望まざる人物からのメール。
日本代表大喜利メール。
立て続けに4問。
今時分日本代表ネタのハードルはかなり高い。
ぼやける脳みそで、何とか答えをひねり出す。
結果、3問の正解をいただいた。
さすがオレ。さすが、問題のハードルが高いわりに答えのハードルの低い採点者。
それにしても、4分3とはなかなかの好成績。
これは何か、祝いごとをしなければ。
ということで、一人旅に出ることにした。

しかし、一人旅をする金も根性もない。
じゃあ、どうするか。
頭の中で一人旅に出よう。
行き先は、金沢あたりがよろしかろう。
金沢への一人旅イン・マイ・ヘッドをはじめよう。

といっても金沢のことなんか何も知らない。
小京都だから京都っぽいんだろうと勝手な想像をして、ひらめいた。
京都に行けばいいんだ。
まさに逆転の発想。
というわけで、JR特急はくたかに乗らず京都で下車した。

ここで前編は終了です。
さあ、果たしてこのあといったいどうなるのだろうか。
明日の後編から目が離せませんね。

というわけで、ここから通常の日記です。
昨日、7年ぶりくらいにカードショーに行った。
相変わらずの閉鎖的オープンな雰囲気。
カードコレクターというかなりコアな人たちが集まるのだが、
案外みんな社交的だったりする。
オタクって別に暗いわけじゃないんだよ。
自分たちの世界だったら、明るく振る舞えるんだよ。
日常生活では自分を出せないだけだ。
だから、オタクを演じるときにことさら暗く演じる役者はバカ。
そんな演出する監督もバカ。
そんな本を書くやつもバカ。

それはそうと、カードショーの抽選会で伊良部のサインボールが当たった。
買ったパックから、新日の永田と坂口のサインカードが出た。
これは、俺を再びカードの世界に誘う陰謀だな。