オフサイドトラップ

あれだけ、愛国心を否定した手前恐縮なことではあります。
本日この大雨のさなか、郷土のサッカーチームの試合を応援しに行っちゃいました。
招待券を貰ったからって、絶対行かなきゃいけないわけじゃないのはわかっちゃいますよ。
でも、タダだもん。
だって、“あなたの応援があればもっと強くなる”って散々CMしてんだもん。
全身レインコートで固めて、いざスタジアムへと向かいましたよ。
でもねえ、レインコートっていうのはあれだね。
両手が使えるのは便利なんだけど、レインコートっていうのは蒸れるんだねえ。
雨の日っていうのは、特に湿度が高いから。
それにねえ、直接雨粒を体に感じると、それだけで雨に打たれた感があるんだよね。
わかりやすくいうと、惨めな気分になるんだよ。
かといって上半身裸になんかなっちゃったら、熱心なサポーターみたいになっちゃうからさあ。
結局、空席の目立つスタンドでややうつむき加減で試合を観る羽目になっちゃうわけだ。
動いたら、レインコートの中に水が入っちゃうから微動だにせずに。
雨の日に、大して応援してないのにサッカー観に行っちゃいかんてことだよ。